本屋と私
読むのが好きだから本屋は大好き
遊園地よりずっと気分が上がる🔺
いつも同じ場所に行くけれど、ちょっと違うこだわりの本屋へ行くと、
違う世界が広がっていてワクワクする。
小学生の頃1番好きだった授業は、
図書 の時間。
1時間本を読んでいれば良いなんて至福の時間。
考えてみれば、没頭しすぎてその後続く学校の雰囲気に戻ってこれず子供心に苦労したものだ。
中学生の時はロンドンだったから日本人学校の図書館は貧弱で物足りなかった。
(英語の本を読む気になんてさっぱりならなかった)
あの頃イギリスではテレビは4チャンネルしかなかったし、日本でいう時代劇みたいな番組と、
ネイバーズっていう、渡る世間は鬼ばかり、みたいなやつをもっとほのぼのしたもの
(実は両方ともまともにみてないから雰囲気で適当に例に挙げてみた。違ったらごめんなさい。)
これくらいしかないから、娯楽は本しかない。
あの頃、映画の バック ツー ザ フューチャーが流行ってて、
同級生とマイケルJフォックスがカッコイイ!と盛り上がり、一緒に映画館で見たけれど、
英語がイマイチな私たちは、意味がわかったのかどうかよくわからないまんま
お互いの残念な英語力でなんとなくわかったストーリーを確認しつつ
映画館を後にしたのを覚えている。
映画館に行ったのは、小学生低学年の頃ユニコーンを親に連れられてみたくらいだったので、
何を間違えたか私は映画のお供にポップコーンじゃなくて、麦チョコを選び、
映画館から出たら、うっかりこぼした麦チョコがスカートに模様になっているのに衝撃を受けた。
帰国子女なんんて言われるけれど、私の場合はこの程度だ。
高校生の時は図書館通いは続き、乱読 なんでも読んだ。
風と共に去りぬ を読んで、徹夜しそうになったのもその頃。
大学生になったら、古本屋っていうのがいっぱいあったので、その辺りで大人買いして読んだ。
小説から、仕事のために読む本に少しずつシフトして来たのもこの頃。
最近は体関係の本が1番多い。
結局仕事の興味は自分の興味でもあるから、趣味だか仕事だかぐちゃぐちゃの線引きの中で読む。
生徒さんが好きって言っていた作家さんを読むのも新鮮
困るのは本って無尽蔵に増える。
で、最近は1度読めば十分な本は、すぐにメルカリに出すと3割引位で売れたりする。
かなり得した気分になりご満悦。
写真の本は週末のふらりと購入した本。
群ようこさんの 軽い生活
群ようこさんは、学生の頃数冊読んだ記憶があり、最近の方を読んだら
もう還暦になって老支度をしている模様!
おおおお!
私も歳をとるものだ!!
彼女はとても浮腫やすい体質なようで、私も同じだからふむふむと面白く読ませていただいた。
漢方とリンパマッサージを上手に使っているらしい。
にしても・・・作家さんも歳を重ねると雰囲気が変わる。 それもまた面白い。
生き抜くための整体 は、 好みがあるだろうけれど
実際に書いてあることを実行してみながら、実験をしながら読むと面白い。
身体って本当に不思議だわ。
そんな感じで土曜日を過ごしたら
久しぶりに大学の先輩からLINEがきて、先輩の同ゼミ生であり私の先輩ゼミ生が
急病で亡くなったとのこと。
クールなロッカーで、めっちゃイケメンで細い黒スキニーが似合っていた。
彼と私はゼミの中でもほぼ対極にいるキャラだったので、ほとんど話したことないけれど、
いつもちょっと恥ずかしそうなイケメンっぷりは印象に残っている。
彼のような恥ずかしがり屋さんで、表現はロックで という人にとって
私みたいに日常的にダダ漏れ人間は、きっと意味不明な宇宙人に近かったと思うけれど
決して馬鹿にせずに接してくれていた。とても優しい人だった。
今日になってジワああって沁みる。
人が亡くなるって、じわじわと世界が変化するんだなあって思う。
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