コロナの影響
器が好きで
大人になってわかってきたことは、
そのね、器の色とか 形とかって大事なんだけど
私の体との相性ってのが最大のポイントだってこと。
持った時のバランス
これって人によって全然違ったりするのが面白い っていうか当然なんだけど
私の場合は
指2本がゆとりを持って入ること
持った時に無理なく上がってくれること
たくさん飲みたいので おっきめの容量があって、
飲み物が美味しく見える控えめさ
口に当たった感覚も大事。
そして、お値段も高過ぎず、安すぎない。
私がちゃんと作家さんに敬意を払えるお値段であること。
好きな器の最後の決め手は
両掌に乗せた時に
私に伝わってくる感覚が、私を幸せにするかどうか。
これって作家さんの全てだと思う。
だから幸せな器と出会うと本当に幸せ。
この器を購入に至るとき、
哀しいほどのこの世界への愛情を感じて、
胸がいっぱいになる感覚
海との繋がり (聞いてみたらやっぱり伊豆の作家さん)
自分が一瞬で自分に戻る手伝いをしてくれる感じ
で、1つか2つか迷ったけど、
この愛情は、一緒に飲む人と分け合いたくて2つに。
ボディーワーク の先生と一緒に運営している
都内サロンの自分用とクライアントさん用にと購入。
で、そのギャラリーのオーナーさんに
「コロナの影響って作家さんたちにもあるんですか?」って聞いたら
「ものすごいです!
展示会が全然無くなって、ここに出すのが今年初って人もいるくらい!」
まるで作家さんの叔父様のように、悲嘆にくれる様子。
「そうなんですね・・・
私も、触れないと買えないから・・・」
と思わず呟いたら
「そうなんですよ! ネットじゃ駄目何です。
違うんです。 別のものなんです。
何で、それがみなさんわからないのか・・・」
あーいた! ここにも!
ネットじゃダメな人。
私もダメです。
人と出会えずに生きるのならば
生きている意味はない。
生きるために生きてるんじゃないから・・・
作家さんは、私にとって この世界の虹みたいなもので、
虹はね、なくてもね 困らないの。確かに。
太陽とか 雨とか 風とかって 必要な作用がこの世界にあると思って
多分虹ってそんなものはないのかもしれない。
でもね、 この世界に生きていて
虹と出会って幸せを感じ 勇気をもらい おもわず微笑む人が沢山いるでしょ。
虹はねえ 贈り物だから。
虹がなくなる世界になんて
つまらなさすぎて生きている意味はない
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