気付けばちゃんと辿り着いていた

20代半ば 重度障碍者の方々の生活支援をしていて思ったことが

家族への支援が必要だということ。

それはご本人への支援にも密接につながるということ。


相談員になれるように、仕事をしながら社会福祉士の資格を取得した。

若いって凄い((笑))

自主研修で家族支援の講座を受講したりもして、頭を使うことをやってみた。

が、しかし。

実際に現場にいると、言葉だけでは足りないって すごく思って。

だってね

日々介護しているお母さん達の肩はパンパンで、サロンパスやピップエレキバンがチラチラ見えて。

その頃は、拘縮が進んだ人達のリラクゼーションを理学療法士の方や凄腕の先輩職員から

教えてもらっていたから、これをお母さん達にもやってあげたいなって思っていた。

そしたら、少しほっとして呼吸も深くなって 楽になるんじゃないかって。


相談したってどうにもならないことがあるのも事実。

机の前で 相談の場で伝えられることって 限られている。

話すことも疲れたお母さんたちに 何かもっと出来ないのかな。


自分の無力さを感じていたあの頃。


そしたらね~

自分が体を壊し 必死にリハビリして勉強して 

気付いたら それなりに他者の痛みを楽にすることが出来るようになっていて。


そんなこんなでリハビリ後に行った専門職大学院で夫と出会い

高齢者とか認知症とか 全然フィールド外だと思っていたのに、がっつり入ってる((笑))

これも ご縁。


そして・・・ ふと思い返せば

20年前にやりたいなって思ったことを

今やり始める。


ご家族の方々へのボディーワーク

介護者への身体の調整


人生って面白いなあって思う。


本当に ありがたい。

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