余裕を持ってすごすこと

いつも、ハガキやお手紙でやりとりをしている高校時代の親友からメールが来た。
お父さんが急性心筋梗塞でICU   (昨年、お母さんを亡くしたばかり。)
心が折れそうになったら、助けてね 

ちょうど、前回の暑中見舞いのハガキで、娘が受験生でこれから大変、なんて書いてあった矢先。

そうなんだよねえ  私たち、今、綱渡りの世代。

子供は小学生かまだ思春期、 だけど自分は更年期に差し掛かり心身の変化を感じ、親は高齢になり介護か病気か
私も日々、子育てと仕事で手一杯。 ここに両親が何かあったら!
ウチは義母と敷地内同居していて、嫁さんと呼ばれた時にこれはこれで大変と思っていたけれど、
いよいよ高齢化して要介護が見えてくるとそれはそれで実は楽だったことに気付く。 

だって、義母の生活スタイル 交友関係 近くの頼れる公共機関、この情報は常にアップデート出来ているから。
義母の外出してる様子 訪れる友達、畑や家を見ていれば状況はわかりやすい。
いざという時のフットワークは軽いし、少しずつ手伝っていくことができる。
一方で、自分の親の方が見えない。 遠く離れているといっても車で1時間半程度。
でも、親の衰えは意外にみえずらい。 そして、いざという時にどうしたら良いか、 離れているぶんとても大変。
いざという時まで何も手出し出来ないし。

だから久々に帰宅したら父親の歩く様子 身のこなし 食べる様子 めっちゃ観察。さりげなく・・・
母親の料理、冷蔵庫の中 お風呂の様子 寝室  会話・・ これも要チェック!
赤ちゃんだった子供たちを連れて帰省していた時は、自分が甘えるために行っていたけど、 それがいつしか
親の様子伺いに変わる。  
ちょっと一人前になれた気分と、寂しい気持ちと  

父が昨年末入院した時は、娘の受験と20日と離れていなかった。
冷静に冷静に、 やるべきことをこなしていく、と自分に言い聞かせながらちゃんと乗り切れたと思っているけれど、
その心身の疲労が抜けたと思えたのは6月。
そのバロメーターは、定期的に通う鍼灸治療での体感覚。
自分だけでは日常に流されて、こんなもんかな って思ってしまう。

自力で 自分への観察力を身につけること  そして客観的にチェック出来る場を持つこと。

これが私たち世代に必須だよなあ って思う。

心と体は繋がっているので 体がアップアップしてきたら心もあっぷあっぷしてくる。
心がテンパると体もテンパる

そして私たち世代は、いつ何があってもおかしくない世代。

だから、10割使っちゃダメ   12割なんてもってのほか
7、8割で運転していかないと、いざという時、エンストしちゃう。
ことが落ち着いた後に、自分が過労に倒れる

SHIZUKUのメンバーさんたちは、結構頑張り屋さんが多い
私も比較的頑張るけれど、 頑張りの方向転換、最近感じています。

素敵な秋になりますように




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