思春期子育て 娘編
写真は娘が制服を着て登校した最後の写真✨
がっつり中学受験をして、勢いのある進学校に念願の第一志望合格したのに関わらず
中2で退学し
いわゆる進学のための勉強は全く目的ではない、自由に個性を育てる校風の学校に編入した
娘の話
この親てきには激動?激震?を、
あっさりと受け止め むしろ退学 編入 を 後押ししたことに
「なかなか受け止められるものじゃないですよ」 と プラスのイメージをもってくれた方もいて、
思春期の子供たちを育てているお母さんたちもshizukuには結構いるわけで、
この時代 本当に子育ては難しい。
そんなことから ちょっと書いてみよう って思いました🍀
合格して意気揚々と通ったのは1日?
通うにつれて判明する数々の娘の個性・・・
初日から始まったのは、
通勤電車が苦手 特に地下鉄に乗ると気分が悪くなる ってこと。
学校に慣れる とかそういう問題じゃない。
気持ちわかるけど 娘もそうだったとは(T . T)
(ちなみに 私も満員電車とか 毎日なんて無理だな・・・
前回満員電車に乗った時(多分5年以上前)の衝撃が今も忘れられない・・・)
通学でへこたれたところを
毎日 試験試験 と続き・・・
価値観 基準 が 全て点数 学力 とリンクする環境。
娘がその学校を志望したのは
彼女自身が 自分を 出来るタイプの人間 と思い (どう出来るかってのは小学生が考える範疇だけどね)
ガンガン働きガンガン稼ぐ そういう人になりたかったらしい。(確かにそれは頷けるパワフルさがある)
そんな彼女が
「私 大企業に入って 組織でガンガン働くタイプじゃないわ 」
と気づくのに1年弱。
(考えてみれば 私も将来を考えた時に、組織で働くイメージが自分に全く湧かず
個で働ける職場を選んだんだよね。)
葛藤はあったらしい。
自分をイメージして思い浮かべていた将来像が
「どうやら 私 そういうタイプじゃないらしい」
って崩壊するわけで。
だからねえ 大変よ。
勉強ができ リーダータイプで パワーがある。
そんな自分像が崩壊するわけで
で、 新たに発見した自分 突きつけられた自分 が加わる。
本当にやりたいこと以外出来ない(納得できないとスイッチ入らない)
意外に繊細 感受性が強く疲れやすい
高圧的 抑圧的 なものには反発する
自由に表現したい
自立心が強い
そこにコロナ
結構しんどい中2。
「やりたいこと見つけないと あなたは前に進めない」
だから やりたいこと見つけられる 時間がある学校に行きなよ
って何度も勧めて
それを
「そうやって学校辞めればって脅してる?」
「そうやって簡単に言わないでよ!!!!」
と反発され・・・・
本当にそう思ってるんだよなあ・・・っていうんだけど
「成功しているママには私の気持ちはわからない!!!」
成功か?
うーん・・・・・
考えたこともない。 (成功とか失敗とかそんな価値観が私には存在しないから幸せに生きてるんですが。)
本当に親はそう思ってるんだ って腑に落ちてもらうのに1年以上かかった気がする。
「嫌ならやめれば良いのに」
って思うんだけど
本当に 嫌なこと我慢したって仕方ない。
我慢や頑張ることは、やりたいことがあるから 実現したいことがあるから出来るんさ。
私が大人になって思うことは
自分にとってハッピーは 自分にしかわからない。
だから、人と比べることなんて 無意味。
自分にとってハッピーを見つけるって 結構難しい。
だから、世間に合わせてたら それを見つけるタイミングを逃す。
どんな歴史のあることだって たかが人間がやってきたこと
地球レベルの時間軸からみれば 瞬きくらいのもの
正解 なんて 考えても仕方ない。
なんかね 昭和の日本人?は
苦労と努力を積み重ねた上に 成功がある 的な感覚がある。
二宮金次郎的な? (別に否定はしてない それも1つのスタイルだから)
(余談だけど 二宮金次郎って 歩きスマホと同じじゃない?って娘に言われておかしかった)
私は
心地よい 快い 楽しい の積み重ね が 幸せな暮らし なんだと思うんだけど。
最近 よく娘は学校から友達を連れてくる。
仕事を終えて18時頃帰宅すると 4人くらいいて (笑)
みんなで映画見たり UNOしたり 外で遊んでたり なんか色々してる。
で、お腹空いたっていうから 急いでなんか作ったりする。
それも 楽しい。
最近は 娘が友達と夕飯作ってくれたりしている。
それは ありがたい。
楽しいことの積み重ねは
しんどい時に 生きる力になる。
その時間がないと 本当にしんどい時 どうやって踏ん張れば良いのか わからなくなると思う。
子供時代に1番大切なことって
いかに厚みのある 楽しい 体からワクワクする そんな時間を持てるかなんじゃないかな。
体は 楽しいを記憶するから。
娘が先日 ぽつりと言ってきた
「 私 今までどれだけ自分が辛かったのかわかった。 もう病まない。
今 楽しいもん。 楽しいっていいね。 でも 受験してよかった。 後悔してない。
今こうやって 心から思えるのも それがあったからだって思う。」
おーーーー
「よかったね あなたは一回やらなきゃ納得できなかったろうしね〜」
私も大変だったけど
やっぱり 一山登ると 気持ち良いね!
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