メディアのいうこと
息子の全寮制の学校では、昨年秋から、顔認証で買い物出来るシステム がスタートした。
夏休みの保護者への課題のように(多分ほとんどの方は難なくこなしたと思う)
私にとってはその登録っていうのが苦手で苦手で・・・・💦
2つのサイトで登録、連携させなければならないのが全くわかっておらず、
案の定、失敗していたらしく、新学期では使えず手続きをやり直した。
一応登録は完了し、出来たとか 出来ないとか そんな話をしたような してないような
(興味ないことって秒で忘れる・・・)
最近、学校からの通信で、その顔認証システムが新聞やらメディアでとりあげられたとお知らせが来た。リンクで見てみると、息子の仲良しのお兄さん、スチューデント オブ ザ なんとか に選ばれている生徒がコメントを出していた。(あまりに息子と関係なさ過ぎて、そのスチューデント なんとかってのもろくに覚えられない私)
さわやかな笑顔と、「最先端を体験できている!」的なコメント。 本当にそつがない。
息子との電話で、使えているか確認してみたら
「あれ使えてない使えてない」
「え???? 私のせいじゃないよね?????」
「違うと思う。一応先生には伝えてて、なんとかしてくれると思うから」
たまたま その友達のお母さんからLINEが来て聞いてみた。
使えないことは、私のせいでも息子のせいでも無いよと慰めてくれて(優しい)
そして、なんと、最先端を使えている子達で、顔が似ていれば買えるかも?実験をしてみたら、(友達同士で入れ違いになって買ってみるという実験)、なんと買えてしまったらしい・・・。(ってかどんだけ顔似てるんかい?って思ったけどね)
つまり、最先端技術はまだまだ一般では使えないね って結論。
メディアが、現象のどこを切り取るかで、全然違った印象を与えることになる。
その記事には、確かに、近く一般に使われていくだろう とは書いてないけどさ。
実際と、記事を読んで伝わる雰囲気とは、結構違うわけだ。
これって介護フィールドでも同じ現象があって、
最近のお茶っこでみんなで読んだ皆が知ってる週刊誌での介護特集の記事でも、
「これは違うね 書いた人 全然現実知らないね」 と 皆で失笑してしまった記事もあった。
時々厄介だなって思うのは、有名人が書いた介護手記的な記事。
実際の体験だからリアリティーがあるのは事実。
でも、設定が書かれてないから、その個別な1人の体験と感情だけの内容になってしまう。
んでもって、自分の体験から得たことを 皆同じだと勘違いし結構な説得力で伝えてくる。
読みながら
「そりゃあ お金があれば何でもできるわな 」 とか
「そんな親御さんなら そうも言ってくれるがな 」 とか 色々。
情報は沢山あるけれど、正しい情報、自分が欲しい情報にアクセス出来ているのか。
意外に簡単なことではない。
私がヨガの資格取得で受講した 高尾美穂医師 (結構今メディアに出てる)は、
自分が知りたいテーマの本はまず3冊読んで と言っていた。
つまり、医者が書いた本に関わらず、事実が違うことがある という意味。
だから3冊(つまり同じテーマで違う著者が書いた本)読めば、違和感が浮かび上がってくるってこと。
それは本当にそう思う。
本よりも映像の方がずっと切り取りやすい。
作り手の意図により左右されやすい。
情報は沢山あるけれど、それにより操作されてしまうこともあるってことを肝に銘じないと、
運が悪いと大変なことになっていたりする。
だからお茶っこで 所沢市の現実に沿った話 が出来たらよいな と思う。
まずね 住んでいる市町村によってサービス結構違うから。
是非 来てください♡
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