増え続ける介護相談に思うこと
私はもともと福祉の仕事がベースにあり
夫は認知症専門のデイサービスを運営していることもあって、生徒さんから介護相談を受けます。
私が介護の現場に足を踏み入れたのは、高校1年生だったので自分が当たり前と思うことが
実は普通は知らないことに気づかされることも多いです。
1番感じることは
「介護は専門職です」
ということを知らない人が意外に多い・・・
「誰にでも出来ること(女性ならば特に!)」と思われています。
まあ、確かに・・・
介護って、私たちが日常やっていることを本人に変わってやるだけだから、
食事もお風呂もトイレも まあやれるっちゃやれますよね
でも、自分のことじゃない
これが結構大切なこと。
自分って、自然に毎日の行動を調整しているんです。
お風呂に入るにしたって、
洗いたい部分と、洗いすぎると乾燥して痒くなる部分 ありますよね。
頭皮もそう。季節によって変化させてるはず。無意識に。
例えば、お通じがちょっと固かったら、お尻が傷んだかなって優しく拭くし、
だから水分も若干多めに摂ろう、あヨーグルト久しぶりに食べようかな とか。
それってボンヤリ考えるわけです。
考えるっていうよりも自動的に体は洗う時にそう動くし、
考えるっていうよりも、頭に浮かぶ
そんな感じ。
つまり、毎日の自分のお手入れは、少しずつ濃淡違うわけです。
無意識に。
それを他者に行うって、簡単なことじゃないんです。
だから
プロの視点
が必要なんです。
(残念ですが、プロでもその視点を持たずに機械的にこなす方もいますが)
家族が1番
そうですね そういう感覚の方も多いし、
親愛なる家族だからこそ出きるケアは確実に存在します✨
でも、それだけでもないんですよってこと。
他者だから出来る プロだから出来ることも
とても大切だと思います。
介護って
生じっか出来ちゃう分
気づくとそんな気がなくても1人で抱えちゃったりするんです。
心身にまつわることってデリケートな話なので。
優しくて 真面目な方ほど。
介護職であれば常識なことで
家族介護の方が悩んでいるのを知ると
あーもっと早く相談してくれたら良いのに!って思うんですが、
何を相談したら良いかわからない
ということにも最近気づきました。
つまり、苦手な科目って何がわからないかもわからないって そうそれ。
でもわかりそうだから 悩むし自己流で撃沈する・・・。
そして優しい人は 自分を責めるんです。
なんでも相談できる
介護はまだ始まっていないけど不安だから知っておきたい
そんなことを気楽に話せる場があればいいなって思いました。
作るかな・・・
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