所沢市みんなのカフェ　お茶っこ463

shizukuの予定表に書いてある

「お茶っこ463」

これは厚生労働省の施策の「認知症カフェ」　の所沢バージョンです。

所沢市では「認知症カフェ」というと認知症に絡めた方でないと参加出来ないような印象を与えてしまうからと

「みんなのカフェ」　とネーミングしました。

所沢市でこのカフェを作るために準備している頃、花みずきの家に市の高齢者福祉課の方が相談に見えました。

花みずきの家は　デイサービスの中でも

　「　認知症対応型通所介護　」　　と、簡単にいうと認知症専門のデイサービスとなります。

所沢市には4件です。

そこでは専門的に認知症の方に特化したケアを提供しているので、意見を聞きに来てれたんですね＾＾

その際、高齢者福祉課の方は、

「後数年で、所沢市の認知症高齢者の人数が、所沢市の中学生の人数を超える」と話していました。

もう逆転しているだろうな・・・・

所沢市のみんなのカフェの特徴

　　　国家資格を持った専門家がいることです。

気軽な話から、相談まで出来て、必要ならば相談機関に繋げることもします。

なかなか素敵な場所です＾＾🍀

市内には現在15箇所くらいあります。

で、それぞれが特色を持って活動しています。

ボランティアのマジシャンや演奏家さんを招いて開催しているお楽しみ満載の場所

一緒に何かを作ったりと、創作系のところ

お茶を飲んでのんびりお話しするところ　等々・・・・・

みんな100円から300円で参加出来ます🌱

お茶っこ463の特色は、ズバリ

「健康」と「学び合い」かなあと思います。

集まったら椅子を使ってのおしゃべりをしながらの椅子ヨガ

その後、お茶やお菓子を囲みながらの講座

講座と言っても堅苦しくはありません。

新聞の切り抜きや、資料を作成しての講座を開催することもあったり。

講座であっても、話は色々と飛んで、「続きは次回に・・・」なんてことも多いです（笑）

隠れ脱水　骨粗鬆症　栄養　風邪　誤嚥性肺炎　高血圧　転倒予防　フレイルって？・・・ etc

その時々にあったトピックで和気藹々と学び合いをしています。

開催していて気づくのは、

「これ、知っておくべきは、本人もそうだけど、その子供たち、　私たち世代じゃない?」

本人もとより、介護する　するであろう側の人。

介護って漠然としていて、

なんとなく誰でも出来るようなことと捉えられていて、専門的な知識って、必要ないようなイメージがあるのでは？　

と気づいてきました。

いざとなったら誰でもできる。

だから、介護の仕事をしている人へのイメージは、

「人のお世話が好きな人」

もちろん根底にあるのは人が好きな人

でも、介護って単純に、「相手ができないから助ける」　ではないんです。

「専門的知識」これも必要なんです。

お茶っこ463 では、私が思う

「知っていて欲しいこと　きっと役立つこと」　をお伝えしています。

お茶っこ463に当初から、毎回ご参加下さっている方がご帰省されて、

そこでお母様の小さな褥瘡を発見し、然るべき対処をなさって事なきを得た事です。

「褥瘡」　

これって専門的知識がないとわからない事だと思います。

お母様は、福祉サービスを利用されているので、これを見落とされていたとしたら、

完全にサービス提供者の手落ちです。

でも、見落とされていた・・・

ご帰省されて、兄弟に変わって介護をなさった時に確認したそうです。

「介護はただ本人が出来ないことを代わってやっている、手伝っているだけではなく、

　専門的な知識で心身の変化に気づき、然るべき対処をとっていくこと」

それが身についている！！！

感動しました・・・

「褥瘡」はひどくなると、生死に関わることです。

その方はちっちゃい褥瘡に気づいてすぐに関係機関に連絡を取り通院の手筈を整えて

帰っていらっしゃいました。

そしてお母様の主たる介護者について、「栄養についてはなかなかわかってもらえないんだよなあ・・」と。

何が必要かをよく理解されています。素晴らしい✨✨

前提にあるのは、福祉サービスがちっちゃくても褥瘡に気づかないって怖いことだということ。

でも、そういうことが起こっている　ということ。

正直、ケアマネさんや繋がっている福祉サービスの知識や技術の濃淡は結構あると思います。

お茶っこ463は、のんびりペースで、和気藹々と、笑い声が絶えない

素敵な場所だと思います🍀

私自身がそこで学ぶこと　ほっとすること　助けられることが沢山❣️

どのような方も、ご参加いただけます🍀

「こういうことが知りたい」　ご希望があればご連絡ください🍀

準備して開催します🌱