看護 介護職 体ケアの必要性

shizukuの生徒さんには、介護職、看護職の方が多くいらっしゃいます。
コロナの影響でクラスが減っても、プライベートできっちり調整をしにいらる方が多いです。

介護も看護も、体を前屈みにして相手に合わせることが必須。
体幹を使った無理ない動きで働けるかどうかが、仕事を続けられるかと言っても過言ではありません。

無理ない動きが常にできるかと言えば、そうでもない。

例えば移乗介護の際、いつも立ち上がれる人がうっかり膝折れしてしまえば、その全ての重力を一瞬で受け止めなければなりません。
脳より先に体が動く。そして、自分の体を思いやるより先に、相手が怪我をしていないかを確認する。
後から あーあの時やっちゃったなあ って腰をさする・・・・。
8時間勤務 
4週8休(4週間の間に8日間お休みがあるということ。そこに土日祝日年末年始は特に考慮されないのが人の生活を支えるプロの仕事ぶりです)
3交代制 
なかなかです。 
こうやって私たちの生活を支えてくれる方々に心から頭が下がります。

正しい体の動き方を身につける。
でも、
どれだけ気をつけても、不慮の事故のようなに身体への負荷がかかる時がある
その時に、できるだけ早くその負荷を取り除くためのセルフワークがあり、
時にプロから客観的に見てもらい手を借りて体の負債を無くす。

介護を学ぶ過程で、どれだけ介護者の体ケアの必要性が入っているか
体の使い方は入っていても、ケアについては今も入っていないと思います。

花みずきのスタッフさんにも出来る範囲でshizukuに参加して欲しいと思っています。

主任は20代、6年目 shizukuに参加してくれることで体ケアの必要性を理解してくれるようになりました。
そして、ご利用者様への身体への理解が深まったことに気づいてくれています。

これから先、日本はどんどん介護職が必要となります。
それが最初の写真の表。



この2枚目の写真は、介護者の不足の現状です。

そう、もう採用が困難。 事業を拡大したくても、人材確保ができない。
財源の問題ではないです。

1人でも介護が好きな人は続けられるようであって欲しいと思います。

でも、好きでも諦めざるを得ない人がいます。

私もそうでした。

自分が経験しているから 伝えたいと思うのです。

体を壊さない方法を。

shizukuに来る介護看護職の方々は、
みんな 優しくて正義感 使命感を持っているのを感じます。

そのプロ意識 すごいです。

「勤務中 しんどいと 顔がキツくなっちゃうのが自分でわかるんです。
もっと優しい顔で仕事がしたいんです。」

自分を大切にしないと、良いケアが出来ないとわかっている。
だから、自分の体ケアをしたり、メイクや顔ヨガも習いたい。

泣けます。

体を壊した自分はその時は自分のことでいっぱいいっぱいでしたが、今ならよくわかります。

介護や看護で体を壊しては絶対にいけないって。

だって、もし 私が介護を受ける身になって
「みちこさんの介護すると、後で腰にくるんだよね」 
って言っているのを聞いたら、多分、ものすごく悲しくなる。生きているのが嫌になる。

だから介護者は、

介護をするために体をケアしてきたら、気づいたら、
自分の体を一生守ることができるようになっていたんだって

あなたの介護が出来て良かった ありがとう

そう言えたらいいな。




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