お茶っこ463について
久しぶりにご新規様が2名もお茶っこにいらっしゃってくださいました🍀
みんなのカフェ お茶っこ463は
厚生労働省の認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)の中の施策の「認知症カフェ」にあたります
所沢市はそれを みんなのカフェ と名付けて 誰でも参加しやすい場として実施しています。
それぞれカフェによって特色があって、
ボランティアさんが演奏やマジックをしてくれるお楽しみ系
レジンアートなど何かを作る 工作系
のんびりお話し、お茶飲み系
などなど・・・・
お茶っこ463は
情報交換系 学習系 でしょうか。
知りたい意欲 学びたい意欲の方が多いです🍀
お初の方がお二人いたので、自己紹介をしたときに開催当初からご参加くださっている方が、
「ここで色々と正しく知ることで、漠然とした不安があったのが無くなりました。
何をどうしたら良いのか、なんとなくわかりますから」
と、おっしゃっているのを聞いて
本当に嬉しかった🍀
良かった〜〜〜✨✨✨
正しい知識を得て、相談出来る仲間がいて、たわいもない話で笑い転げる(転げているのは私だけですが)
1ヶ月に2回 私にとってもリフレッシュの場所となっています✨
今回の話で、お伝え出来て良かったな と思うことは、
日々の暮らしの中で、
「限界に挑戦して出来ている状態を 出来ます とは言わない方が良い」
ということです。
介護保険には認定審査 というものがあります。
掛かり付け医に意見書を書いてもらって、調査員が訪問して聞き取ったり様子を見たりして
要支援1 2 要介護 1 2 3 4 5
と、段階をつけます、これによって、使えるサービスの種類や量が決まります。
今日のご相談では、
98歳独居のゴミ出しに行くのに30分もかかってしいまうお父様(ごみ収集所が異常に遠いのではなくて)が
要支援1 と 2 を行ったり来たり というお話しでした。
杖をついてやっとトイレにも行く感じ、転倒して怪我をしたこともあって 心配なんです と・・・。
認定調査員やかかりつけ医の方はご家族の意見を重要視します。
例えば、そのゴミ出しも 行けてるのか行けていないのか といえば 行けてますが、
30分かけて 転倒のリスク 冬場のゴミ出し もう ゴミに命懸けになりますよね。
トイレも毎回転ばないように何かにつかまりながら、ということは、
お風呂だって命懸け
転倒して骨折してしまえば、一瞬で自宅での生活が消え去ります。
どう見ても危ないけれどギリギリでやれていること
これは 出来ない とお伝えして良い と 真面目な方ほど思えないことに気づきました。
駅伝で、肉離れして痙攣してても、タスキを繋ぎたいから、
まだ走れます!
と言ってる感じと似ていると言うか・・・。
ご家族が、もう1人でやらせたくない 怖い と思うことは
我慢しないで言ってください。
だって、転倒したら、生活はストップしてしまうのですから。
私はずっと福祉界隈の仕事をしているので、
こうやって皆さんから話をいただいて気づくことも沢山あります。
日本国民の、
健康で文化的な最低限度の生活を営む権利
そう健康の上に文化的 までついちゃう
重度心身障がい者の介護中も、それを念頭に置きながらやってきました。
この方は、ここで 自分らしく生きているだろうか?
そして、
私はここで 私らしく生きているだろうか?
深いです
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