あれから1年 これからの世界を生きるには
予定を立てながらふと、
去年の今頃 何してただろうか。
1月は、娘の学校のヤングアメリカンのキャストがホームステイしに来ていて、
その後、娘がインフルエンザ発症し息子にうつって・・・私は完全隔離で乗り切ったんだよなあって。
コロナはそろそろ言われてたけど、まさかこんなになるとは誰もそこまで想像してなくて。
1年で世界は大きく変動して
新しい生活様式 とか言われるようになって
色々変わった。
今まで当たり前だったことが当たり前ではなくなって
何を大事に生きて行くのかが常に問われる日常に変化し、
私はより意識的に感覚を研ぎ澄ませて生きるようになった。
例えば、電車に乗ったらどこに位置するか
ここは安全かどうか 嫌な感じがしないか 瞬間的に捉えて行動する。
空気の澱みを感じる場所にはいない。
澱みを感じる人からは距離をとる。
情報は溢れているけれど、今この瞬間に何をすべきかは教えてくれないから。
そしてこの一連の出来事は、自分が本当にやりたいことをやれているのか、
自問自答、向き合うように仕向けてくれた。
振り返ってみると、
コロナは社会を動かしただけではなく、確実に一人一人の何かを動かしている。
感情や感覚 考え方 思考の傾向 ・・・・
内側に起こってくる、モヤっとしたものから、簡単に逃げられる場所に行けなくなって、
誤魔化していたことは、もう誤魔化せなくなるような、そんな感じ。
私も自分の中で何かが動きそれを感じるにつけ、コロナの恩恵の部分を感じている。
やりたいことをやればいい。
自分が本当にそれをやりたいのか、そうやって生きていきたいのか
自分の中に沸き起こるものを感じる作業。
これはまさに コロナの恩恵の1部。
良いこと 悪いこと これは表裏一体。
悪いことの裏には 良いことがある。
それを見つけられるか 自分の中に感じられるか
それがこれから先、生きていくのに大切な気がする。
私の友達はみんな、 コロナのもたらす沢山の悲しい出来事の裏に、
自分の中の、そうではないものを見つけて変わらず歩いている。
環境が戻ることを祈り続けるよりも、
今をどう生きるのか。
人生は有限
我慢した先に楽しいことが待っているなんてことは そうそうない。
世間に流れる、サプライズの法則は、私からするとマヤカシ。
自分の中の心地良さを積み重ねないと、心地よい未来なんてあるわけがない。
自分の心地良さは、自分にしか作れないから。
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