息子のボランティア先
20年前、1人でロンドンに来た時は、
Oxfamというチャリティショップでボランティアをした。
寄付された物品(洋服やお皿やオモチャ等々)を売れる売れないで分別し、値札を付けて並べる。独自商品を補充する。
バックヤードで、ボランティアの人達と作業して、時には寄付されたオモチャで遊んだり、
時にはレジもやって。
店長は27歳の男性、スコットランド出身、
訛りが結構あって、バスをブスと発音する。
シャークをショークと発音する。
「僕はショークが好きなんだ」
ショーク?!?
ペプシを2リットルペットボトルでがぶ飲みして、ランチは大抵マクドナルドのビックマック。時に彼女と大喧嘩していたっけ。(大抵彼が怒られてた)
ボランティアは若い子から、軽い知的障がいの子(本人も知的障がいを気にして無い)、移民、高齢者、色々いた。多分、精神的な病を持ってる青年も。
そこには緩やかなコミュニティがあり、
みんな、この人はこんな人
と、認め合いながら一緒に作業をする。
日本とは違うコミュニティの作り方があり、
30歳前に単身日本から来た私に対し、
何も深く突っ込むこともなく、
ただ同じ時間を普通に共有してくれた。
今、私が楽しんでいるか、困ってないか
それだけを気にかけてくれる。
その距離感は、配慮配慮 空気を読む日本に
少しくたびれていた私にはとても心地良くて
自分を回復することが出来た。
海外に来ると、自分は情報弱者となり
それなりの(笑)言語障害者で、
配慮される側となる。
その経験は、自分がケアする側に
なった時、物凄く活かされた。
さて、息子の話
今回は息子もチャレンジするというので、ボランティアを受け入れてた
Oxfamに連れて行った。
小さなお店でも活気があって、
入るなり、めっちゃフレンドリーな笑顔で、
「待ってたわ」
と言ってくれる同じくボランティアの女性
息子、瞬時に安心した様子。
店長さんは、若い男性
物凄いわかりやすい英語を話してくれる。
息子
学校帰りに半日を2日間
土曜日に丸一日
チャレンジすると言う。
「定期的にディスプレイをガラッと変えて
そうすることで、お客さんが来るんだ
そのためにボランティアが必要なんだよ」
と、話してくれた。
「困ってことがあれば、何でもいつでも聞いてね
わからなかったらスマホで翻訳も使ってね」
(なんて便利な時代!)
「お母さんも一緒にやりますか?」って言われたけど、
息子と同じところには居たくないわあ・・・笑
さて どんな体験をするのか 楽しみ^^
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