シニアのためのSNS講座
写真のような記事を最近よく見かけます。
本当にね、脳含め全ての心身機能の低下につながるのが、 引きこもること
夫の母と敷地内で同居しています。
もともと認知症になりはじめていたけれど、コロナになってから友達がぱったり来なくなって、
この夏は見守るだけじゃ無理かな、というところまで来ました。
誰も来ない
暑くて外に出られない。
室内も 暑い!
脱水の傾向が強くなる
軽いせん妄になる (せん妄=意識障害)
判断力が低下⬇️
暑くても、外で草むしりとかしちゃう! 暑くても水分も持たずに散歩に出かけてしまう!
危ない(T ^ T)
そんなわけで、
日中、花みずきにお昼のお弁当をとりに来てください というところからスタート。
そこで生活にリズムを作る。 やらなきゃ行けないこと これ大事。
「いいよ 面倒くさいよ」 と言われても
「お願いします 来て頂けると助かるんです」と粘る。
来てもらったら、水分をしっかりとって、スタッフと会話して 笑って帰る。
これを繰り返して、だんだんと、お弁当も食べてもらっていけるようになる。
そして今度は、お手伝いをしてもらう。
残っている出来ることをやってもらうんです。
1番簡単なことは
「いらっしゃると周りが元気になるので、皆さんにお声掛けお願いします!」
とお願いしてみたり
洗い物 洗濯物たたみ。
もちろんこれにもスタッフがついてさりげなく見守って。
そしたら少しずつ変化が出てきました!
ピンポーンとお母さんが来て、
「みちこちゃん このエプロン 派手だよな あげるよ」
と、どこから出してきたかわからない可愛いエプロン登場!
「お母さん 最近花みずきを手伝ってくれているでしょ、あれ本当に助かるんです。
みんな喜んでますよ、そのエプロン可愛いから、花みずきでつけたら明るくなって喜ばれますよ✨」
「そうなんだよなあ 手伝ってやってんだよ」
「お母さん上手だからね、大変だけど、しっかりご飯も食べて、もうちょっと皆のために頑張ってくださいね」
「ったくなあ 今週2日も行っちまったよ。まあ 仕方ねえけどよ 忙しいけどさ ま、 やってやってもいいよな」
「ありがとうございます❣️」
こんな会話 久しぶり!
何よりも 目が活きいきしているし、
曖昧でボンヤリした様子が後退して、覚えていることが増えている。
そうなんです。
アルツハイマー型認知症は、結構、調子良いときと 悪い時があるんです。
悪い時を出来るだけ少なくして、良い時を続けることが進行を遅らせてくれます。
人と関わることは本当に大切!
ご本人にとってがる事 考えることが、脳に負担をかけ過ぎない絶妙な塩梅であること。
この仕事をしていると、進行を遅らせる認知症薬を飲んで家にじっと引きこもっているよりも、
飲まないても、どんどん活動している方がずっと効果的だなと実感します。
母のように、病院には連れて行けないタイプ 連れて行くことがものすごいストレスになるタイプは
結構大変です。ここで家族も本人も消耗してしまったり・・・。
なんとかこの秋には要介護認定を受けて、介護サービス利用にこぎつけたい!
って前置き長いですが、シニア世代はこれから先、スマホなどを使えるかどうかって生活の質を大きく左右します。
花みずきの家のご利用者様で、入所施設に入られた方がいます。毎日面会に行っていたのに、
コロナで面会が出来なくなりました。やっと今月、テレビ電話(いわゆるスマホでスカイプとかですね)で
お会いできたそうです。
もし持っていたら、持っていなかったら・・・・
今のためのみならず、将来のためにちょっと頑張ってみると良いかと思います🍀
9月24日(木)13時30〜シニアのためのSNS講座を開催します。
密を避けるために少人数で。ご希望がありましたらまた開催いたします。
全くわからない人が、色々質問しながら、どうやって使ったらいいのか
とか、もっと使いこなしたい、とか、
使っている人の話を聞いてみたりと、とっても気楽な会です。
ボランティアで講師の方が来てくださいます。
お茶っこ463の中でやります。参加費300円です。
気になる方、ご連絡ください🍀
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